最近、床に人工芝が敷かれたオフィススタイルが人気になっていることをご存知でしょうか。その見た目はオフィスというより、もはやカフェなどの空間に近いものです。
いったいなぜ、オフィスの床に人工芝を敷くのが流行りなのでしょうか？実際にやってみたいと思ったら、どんな人工芝を用意すれば良いのでしょうか？
そんな疑問にお答えしつつ、オフィスに人工芝を敷くと何が変わるのか？そのメリットとデメリットにもスポットを当ててみました。
実際に施工に使われる人工芝とは？
人工芝は、マットやジョイントカーペットの状態で売られています。マット型になっているものは細長いので廊下や通路、テラスなどに敷くのに適しています。もう一方のジョイントカーペットというのは、例えば300ミリ四方の正方形で売られている人工芝のパーツを敷きつめたいオフィス床の面積に合わせて買い揃え、そこにジグソーパズルのようにはめ込んでいく形です。
これらの人工芝はホームセンターでも購入することができますが、やはり手作り感が出てしまうのは否めず、専門の業者に依頼するとつなぎ目が目立たず、より天然芝に近い感覚が得られます。
人工芝にするメリット3つと番外編
オフィスの床を人工芝にするメリットは大きく分けて3つあります。いずれも企業活動にとってプラスになるものばかりなので、順に1つずつご紹介しましょう。
・メリットその１ 景観が良くなる！
実際に床に人工芝が敷かれたオフィスを目にしたことがある方であれば真っ先に実感されたと思いますが、オフィスの景観が劇的に改善します。人間は緑の中にいると安心する本能的な心理を持っているため、人工芝とはいえ床に自然を連想できるような色調と、固い床に直接足が当たるよりも柔らかい床に安らぎを感じられるでしょう。
また、ご存知の方も多いと思いますが、パソコンのモニターばかりを見ていて疲れた目を人工芝の緑色が癒してくれる効果も期待できます。
・メリットその２ 脳を活性化して能率アップ！
床に人工芝を敷いているオフィスの多くは、そのスペースを土足ではなく靴を脱いで使用しています。人工芝は柔らかい素材でありながらもしっかりと芝のように立たせるだけの強度を持っているので、足の裏に心地良い刺激を与えてくれます。
靴を履いた状態で固い床の上にいるよりも脳が活性化されるとされており、IT企業などアイディアが重要な業種では能率アップのために人工芝を採り入れているという事例もあります。
・メリットその３ オフィスの使い方が広がる！
ちょっと想像してみていただきたいのですが、よく晴れた日に芝生のある広いところに行ったら、まず何をしたくなりますか？そこに横になって思いっきり身体を伸ばしたり、空を眺めたら気持ち良さそうだと思われるのではないでしょうか？
オフィスの床に人工芝があると、そのスペースがまるで「芝生のある広場」のように、横になったり身体を伸ばしたりするスペースに使うこともできます。
横になったりリラックスするために、オフィスの中に和室を設ける企業があります。人工芝はこれと似た使い方ができるので、オフィスのリラックススペースにも活用できます。
・メリット番外編（天然芝と比較して）
もうひとつ、番外編として天然芝とも比較してみましょう。天然芝は生き物なので水や肥料を与える必要があり、そもそもオフィス内に「植える」というのは非現実的な部分があります。
そこで人工芝となるわけですが、仮に天然芝を敷ける環境が整っていたとしても天然芝は枯れるため常にメンテナンスが必要であることや、人工芝と比べると柔らかすぎると感じる人もいるので、やはりオフィスとの相性は人工芝に軍配が上がります。
人工芝にするデメリットは1つだけ
3つのメリットを見ると良いことづくめのオフィス人工芝ですが、たった1つだけデメリットもあります。それは、掃除の難しさです。人工芝の床材をよく見ると細かい隙間があるので、そこからホコリや人工芝の破片などが床に落ちると掃除をしにくくなります。
掃除機を使うのが一般的ですが、人工芝の下にある小さなゴミを吸い取るのは意外に難しく、これはデメリットとして意識しておく必要があるでしょう。
飲み物をこぼしてしまったら、その下にある水分をふき取るのも楽ではありません。
まとめ
そのままだと無味乾燥になりがちなオフィスに人工芝という発想は今に始まったことではなく、以前から有効性が証明されています。
費用の割には効果やメリットがとても大きいので、「面白そうだ」と少しでもお感じになったら、ぜひ弊社に一度ご相談ください。事例などを交えて「人工芝のあるオフィス」のイメージを提案させていただきます。
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