今回は人工芝を使用した床の施工方法をご紹介いたします。
まず、人工芝の多くはロールで搬入されます。
ロールの幅は商品によって91cm、1m、2mなど様々です。
しかし、ある程度広いオフィスの中に敷くには、これらを繋ぎ合わせる必要があるのです。
今回は1m巾の人工芝を4つを繋ぎました。
接合部はジョイントテープを使用して、極力つなぎ目が見えないようにしていきます。
人工芝の裏面は合成ゴムになっています。室内であれば、床と人工芝は専用の両面テープで固定することが可能です。
屋外の人工芝と違って、いつか原状回復の際に綺麗に撤去することも見越しての施工方法を選択しています。
最近ではオフィスのリフレッシュスペースに人工芝の設置を希望される企業さんも多くなっています。
材料の技術進化のおかげで、人工芝は素足で歩いても、その上に座っても、とても気持ちの良い感触を得ることが出来ます。
視覚にも触覚にも優れた人工芝ですが、設置する場所によって最適な施工方法がありますので、是非プロにご相談くださいませ。
一級建築士 / 1級建築施工管理技士 / 宅地建物取引士 / 認定ファシリティーマネジャー
千葉大学工学部を中退後、2001年に24歳で株式会社アロワーズを創業。「働く環境こそが生産性向上の唯一の手段」という信念のもと、23年間にわたりオフィスの設計・デザイン・施工をワンストップで手掛ける内装工事業を行っている。