エントランスやオフィス内の個室を作る際、曲面を取り入れたいと考えている方に、その施工の流れをご紹介いたします。
墨出し
R壁の起点と終点部分を墨出し。
下地
図面に併せて作成しておいた木枠に軽鉄をくっつけて、床と天井にしっかりビス止め。
骨組み
下地にボードを貼る為の下地を組んでいきます。
R壁に限らず、造作壁の場合はこの時点で配線関係を仕込んでおく事も忘れてはいけません。
ボード張り
通常のプラスターボード(PBボード・石膏ボードともいう)と違い、水を含ませることで曲げられるタイプのボード(FGボード)を使い、3層貼りで仕上げていきます。水はバケツで用意して結構な量を含ませます。
写真のケースではモニターの壁掛け金具用補強材をこの段階で仕込ませています。
ここで1日目終了。
表装仕上げ
2日目。クロス・巾木・コンセントを仕上げてR壁の完成です。
このR壁の費用は2日工程で約30万円(配線工事の料金は含まず)でした。
そして完成へ
写真のケースではスチールパーティションを組合せてエントランスを完成させました。
一般的な平らな壁(LGS造作壁)の作業工程はこちらの記事でご紹介しています。
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