今回は、室内の配管をカバーする造作をした際の施工事例をご紹介します。
こちらは飲食店が入っていた名残で、むき出しの配管が残ってしまっている現場となります。
オフィスで使用するには見た目が悪いのとこのままでは足を引っかける可能性が有るカバーをしたいとのご相談です。
せっかく床をきれいに張り替えても、このままではあまり美しくありません。
床に這うように伸びた配管と立ち上がり部分を隠すように、箱状の造作を製作しました。
造作物の内側で床に木材を固定し、その木材に対して横から配管カバーをビス固定する方法となります。
配管立ち上がり部分も隠せるように合板をその場で丸ノコ加工して取り付けます。
パテでビス穴を隠した上で塗装で仕上げます。
乾燥させて終了です。周りの内装仕上げに合わせて今回は白塗装で仕上げました。
仕上げの自由度の高い造作工事で、見せたくない物の隠蔽を周りのデザインに合わせてご提案できます。
現場採寸・御見積いつでもご相談下さい。
一級建築士 / １級建築施工管理技士 / 宅地建物取引士 / 認定ファシリティーマネジャー
千葉大学工学部を中退後、2001年に24歳で株式会社アロワーズを創業。「働く環境こそが生産性向上の唯一の手段」という信念のもと、23年間にわたりオフィスの設計・デザイン・施工をワンストップで手掛ける内装工事業を行っている。
