震度5以上の地震が起きた場合、固定していない家具は落下・移動し、転倒すると言われています。
「その日」被害を抑えるためには、事前の対策が肝心。働く人の命も、大事な経営資源も、手軽な対策でしっかりと守ることができます。
金具たった一つでも、被害は劇的に抑えることもあります。
オフィスには、様々な空間があります。日々の使用を妨げないよう、レイアウトや使い勝手を考慮しつつ、部屋ごとの最適な地震・災害対策が必要です。
今回は、地震・災害対策の導入事例を、オフィスの部屋別にご紹介します。
対策1 メインフロアの収納庫
収納庫の3つの対策方法
- 上下連結
- 横連結(通称:ヨコレン)
- 壁固定
上下連結
収納庫の上段と下段とをビスで固定します。
下記写真のような穴開け位置があります。
地震の揺れで、上段収納庫が倒れてきたり、収納庫全体が移動するを防止します。
横連結
収納庫が数台横につながっている場合、左右の収納庫同士をビスで連結し、固定します。
収納庫の本数が多ければ多い程、地震の揺れで収納庫事態が倒れ、避難経路が塞がれて
しまうのを防止します。
壁固定
壁事態に固定用金具を用いて固定します。
壁に直接固定をしている為、収納庫の転倒事態を防止します。
※壁固定の場合は壁に穴が開きますので、ビルオーナーや管理会社さんに
事前の許可をもらいましょう!!
対策2 メインフロア の デスク
職場で最もたくさんあるのがデスク。日常的に使う場所だからこそ、パソコンや書類が置かれ、地震の際にはデータの紛失や書類の散逸が見込まれます。これでは後処理が大変…。
事前対策で、混乱を防ぎ、早期復旧を容易にしましょう!
デスクは、災害時に頭上を守る役割もあるので、移動を防ぐことが、人命を守ることにもつながります。
デスクを、縦と横に連結し、床固定、アジャスターのカバーの取り付けで、デスクの移動を防ぎます。
対策3 倉庫・書庫室 の ラック
倉庫・書庫は、地震の際には資材の落下やラックの転倒が見込まれ、復旧にも時間がかかりやすい場所です。
しかし転倒防止・落下防止対策をしておけば、むしろ、災害時には事業早期復旧のための資材の拠点となります!
背面ブレースを取り付ければ、通常のラックを、危険物の保管も可能な程度に強化できます。
デザインに合わせて、床・壁に固定し、移動・転倒を防ぐことができます。
金網や落下防止バーを取り付けることで、資材の落下を防ぎます。
ワンタッチで収納物も取り出せるので、日常の使用は妨げません。
複数のラックの転倒防止には…
金網や落下防止バーを取り付けることで、資材の落下を防ぎます。
ワンタッチで収納物も取り出せるので、日常の使用は妨げません。
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