皆さんの目の前にあるキーボード。一口にキーボードと言ってもいくつか種類があるんです。
ここでは代表的な3種類をご紹介いたします。
メンブレン式
http://www2.elecom.co.jp/peripheral/full-keyboard/tk-fdm063bk/
デスクトップPCで一番よく見かけるタイプのキーボードです。デスクトップPCを購入すると付属としてついてくるのがこのタイプ。回路の張り巡らされたフィルムを重ね合わせ、全てのキーを同じシートでカバーしています。
キーの下にはゴム(シリコンキャップ)が付いており、それがキーを押し戻してくれる仕様です。そのためしっかりタイプしないと認識が甘くなることも。
[メリット]
・安価
・形状や配列の選択肢が多い
[デメリット]
・キーの真ん中をしっかり押さないと認識が甘いことがある
・しっかり押さなければいけないため疲れる
パンタグラフ式
https://www.sanwa.co.jp/product/syohin.asp?code=SKB-SL15BK
ノートパソコンで一番よく見かけるタイプのキーボード。キーの下にあるX型プラスチックの部品がキーを支え、ゴムがキーを押し戻します。
[メリット]
・安価
・ソフトなキータッチ
・タッチ音が静か
[デメリット]
・掃除がほとんどできない
・キーが平らなため、ミスタッチしやすい(認識の感度が多いのも要因)
・パンタグラフの機構部がプラスチック(金属製のものも有り)のため耐久性がやや低い
メカニカル式
https://www.diatec.co.jp/products/det.php?prod_c=1316
メンブレン式が全てのキーを同じシートでカバーしているのに対し、1キーごとに1つのスイッチを持っています。また、金属製のスプリングを組み込んであるため独特のタイプ感です。スチールを仕込んでいるため、たわみづらい代わりに少し重いです。
また、「赤軸」「青軸」「茶軸「黒軸」など、キーを支える軸色によりタイプ感や音が全く違います。
[メリット]
・耐久性が高い(経年劣化しにくい)
・キーストロークは深いがキー入力認識が早い
・特定のキーが破損した際、その部分のスイッチのみ交換で修理可能
[デメリット]
・値段が高い
・重い
・キータッチ音が人によってはうるさい
他にもいくつかあるのですが、ここでは代表的な3種類をご紹介いたしました。
一番速く打てるキーボードは?
個人差がありますが、私のお勧めはメカニカル式です。音は少しうるさいですがブラインドタッチを極めた後、更にタイピングのスピードを上げたい方は是非お試し頂きたいキーボードです。
いずれにしても、毎日のように使うキーボード。たまには見直して業務効率を上げる可能性を追求しても良いのではないでしょうか?
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