社員の方なら年に1度、健康診断を受けるように言われますよね。
この時期忙しいから受診できないよ。採血苦手だから受けたくないなぁ…。
なんて方も中にはいらっしゃるのではないでしょうか。
健康診断、企業も従業員も義務だって知っていました?
こちらは、厚生労働省令で定める労働安全衛生法で
「事業者は、常時使用する労働者を雇い入れるときは、当該労働に対し、医師による健康診断をおこなわなければならない。」
と決まっており、どんな規模の会社であっても人を雇えば健康診断を受けさせる義務が発生します。
逆に、労働者にとっては、事業者が行なう健康診断を受けなければならない義務があります。
受けたくないから…時間がないから…と健康診断を受けないでいると、場合によっては減給などの罰則をうけてしまうことも…ご自身の為にも、忘れずにしっかりと受診したいですね!
一般的な健康診断の項目
- 既往歴及び業務歴の調査
- 自覚症状及び他覚症状の有無の検査
- 身長、体重、腹囲、視力及び聴力の検査
- 胸部エックス線検査
- 血圧の測定
- 貧血検査(血色素量及び赤血球数)
- 肝機能検査(GOT、GPT、γ―GTP)
- 血中脂質検査(LDLコレステロール,HDLコレステロー ル、血清トリグリセラド)
- 血糖検査
- 尿検査(尿中の糖及び蛋白の有無の検査)
- 心電図検査
こちらは一般的な定期健診の検査項目になります。
外食やアルコール摂取の機会が多い方などは体重や血圧、肝機能検査や血糖値など、気になる項目も多いのではないでしょうか。
せっかく制度としてある健康診断。しっかり受診し、健康を維持していきたいですね!
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