オフィス移転のお祝いの女王「胡蝶蘭」 送り方のマナーや選び方

■胡蝶蘭はお祝いを象徴する花

 

花の中でも胡蝶蘭は少し特殊な花です。

そうそう園芸店で目にする機会もなく、どちらかというと開店祝いや移転祝いのお店の前に飾ってあるものを見る事が多いと言えるでしょう。現代においては自分で栽培するというよりも贈り物、それもお祝いの場に相応しいお花なのです。

オフィス移転の際に送るお花で迷っているなら胡蝶蘭は定番のチョイスとなります。他にもバラや観葉植物といった選択肢もありますが、祝っていることが分かりやすいお花は胡蝶蘭です。

胡蝶蘭の花言葉もめでたいもので「幸運が飛んでくる」というものとなっています。これは胡蝶蘭の花弁を蝶に例えたもので、これから新天地で事業を始める相手方にとって嬉しい意味合いです。他にも蘭の象徴としては「繁栄」や「安定」があるため商売繁盛を願う際にはピッタリのお花となります。

また、胡蝶蘭は環境に影響を与えない点も特徴です。においが少なく花粉も飛び散らないため飲食店や病院といったところでも贈ることができます。オフィスから客商売までいずれの場合でも邪魔にならないでしょう。においの強い花は人によっては嫌悪感を抱かれてしまいますし、花粉が服についたら落ちにくいものです。折角の移転祝いにケチがついてしまうのは受け取る方と贈る方、どちらにとっても避けたい事態となります。こうした環境面にも配慮したお花が胡蝶蘭なのです。

金額面でも胡蝶蘭は妥当な要素を持っています。大体数千円から数十万円まで幅のある価格帯で、数千円でもお花の中では高額なのですが開店祝いという意味には適しているでしょう。また、大会社へと贈る場合には数万円以上のものを選ぶこともできます。

 

■オフィス移転に贈る場合のタイミング

 

 

こうした贈り物と言うのは贈るタイミングが分からないと困るものです。
ひょっとしたら相手方の邪魔になってしまうかもしれません。

オフィス移転をお祝いするときにはきちんとタイミングを把握しておきましょう。
結論から申しますと、それは「移転の1日以上前」となります。

なぜ開業日ではないかというと、相手方も開業当日は色々な作業で忙しいものです。
そのようなときに移転祝いの受け取りという業務まで負担させてはお祝いというより仕事の負担を増やすだけになってしまいます。そのため開業前日までに贈るようにしましょう。
相手方に余裕があるうちに受け取ってもらえるのがベストです。
開業前日が忙しそうならもっと前に贈るようにすれば相手も気分を害さずに済みます。ただお花は生きているものなので相手方に受取人が居ることをしっかり確認してから贈らなければいけません。
もし開業から随分前に胡蝶蘭を贈り、水遣りされずに放置されていたなら開業当日にしおれていた、ということも考えられます。
こうして見ると贈るタイミングを計るのは難しそうですが、実は簡単なことで、ただ相手方にいつ贈れば良いか尋ねれば良いのです。もし相手方と余り面識が無いのであれば、開業前日に贈ってしまいましょう。贈り物を贈る上で、開業前日に贈るというのは常識的で妥当な選択として知られているので大丈夫です。

相手方の事情と言うのも千差万別ですが、こうした変化しやすいものごとに対応しつつ祝えれば一番良いものです。もし親しい関係であれば良い日よりを尋ね、連絡できないなら開業前日に贈るようにしましょう。

■胡蝶蘭を販売しているサイトのご紹介

株式会社 Un Sourire(アンスリール)

 

一般的な胡蝶蘭はもちろん、送り先の企業のカラーにあわせた様々なアレンジメントを得意としているお花屋さんです。

細かな相談にも、気軽に乗っていただけるので、ぜひ次の機会に試してみてください♪

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