いよいよ上級編です。
上級編ではありますが、オフィス移転の担当になったことがある方にとっては見慣れているものも多いかもしれませんね。
それでは、第一問!
天井についているこちらの口。これなーんだ?
A:換気口(換気扇)
オフィスによって様々な形の換気口ありますが、実はこちらの換気口は非常に大事なものです。こちらがあることによって、オフィス内の空気を常に衛生的に保っているのです。
また、建築基準法にも定められておりオフィスの20分の1以上が有効換気面積でなければいけません。(他にも諸条件あり)
第二問!
天井についている謎の物体。これなーんだ?
A:煙感知器(自動火災報知設備)
こちらは火災により発生する煙を自動的に感知して、非常ベルなどを鳴動させ、建物内に報知する機器です。この他にも熱を自動で感知する「熱感知器」などもあり、それらを総称して、「自動火災報知設備」と呼びます。
こちらは消防法に基いて設置され、基本的には密室となる部屋には必ず1つ設置しなければいけません。
第三問!
いかにもBGMが流れてきそうなこちらの機器。
これなーんだ?
A:非常放送用スピーカー
BGMは流れません!こちらの機器はその名の通り、有事の際、注意喚起音声を流す為のスピーカーです。「非常時の的確な情報伝達」と「より安全な避難誘導」の為に必要なもので、こちらも二問目の感知器同様、消防法に基いて一定の条件での設置が義務付けられています。
第四問!
あれが出てくる機器ですよ!
これなーんだ?
A:スプリンクラー
こちらも二問目、三問目同様、消防法に基いて一定の条件での設置が義務付けられているもので、火災発生時に大量に散水する事により、初期消火を行います。
スプリンクラー自体に自動熱感知が付いていて、有事の際は自動で散水します。(自動火災報知設備と連動しているものもあり)
いかがでしたでしょうか?
※こちら記事での天井についてのまとめがありますので、復習してみましょう!
オフィスにある謎が解けましたでしょうか?オフィスには意外と重要な設備が多く付いています。内装工事の際には細心の注意を払い、内装業者や消防署などに相談しましょう!
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