仕事中に突然インターネットができなくなってしまった…。
誰しも一度は経験があることではないでしょうか。メールが使えないだけでなく、ひかり電話を使っている場合は電話も使えなくなってしまうこともあります。
大事なビジネスチャンスを失わないためにも、一刻も早く復旧をさせる必要があります。
インターネットが使えなくなる原因は多種多様にありますが、基本的には回線の根元から確認していくことがお勧めです。
そこで、今回は光回線の大本にある、「ONU(Optical Network Unit – 光回線終端装置)」の確認の方法をご紹介します。
ONUとは?
Optical Network Unit – 光回線終端装置の事を言います。
wikiではこう書かれています。
光回線終端装置(ひかりかいせんしゅうたんそうち)は、光通信ネットワークの終端に設置され、光信号・電気信号間の変換と光信号の多重・分離をするデータ回線終端装置である。
俗に光モデムと呼ばれることがあるが、モデムは通信のアナログ-デジタルの変換を行ない、ONUでは光-デジタルの信号変換行うことから異なるものとされる。
つまり、回線契約時にNTTから提供される接続機器の事です。
ONUのランプの確認
ONUには4つのランプがあります。
全てが緑色に点灯していれば問題なしです。
どれか一つでも消灯している場合、まずはONUの再起動(電源抜く→しばらくしてから差す)を試してみましょう。
原因と対策
それでも点灯にならない場合は、それぞれ下記のような原因と対策が考えられます。
認証(AUTH)ランプ
→ ONUそのものの異常の可能性が高いです。
UNIランプ
→ ONUとルーター・パソコンなどとの接続が切れている状態です。
ONUとLANケーブルで直接繋がっている機器との接続を確認しましょう。
光回線ランプ
→ NTT局舎から来ている光回線と、ONUとが接続できていない状態です。
ONUの光回線の差し込みを確認しましょう。
差し込みに問題がなければNTTの回線側の不良の可能性が高いです。
電源ランプ
→ 消灯している場合、ONUに電源が供給されていません。
コンセントの差込口を変えてみましょう。
それでも改善しない場合や赤く点灯している場合は、ONUの機器異常の可能性が高いです。
回線側の不良ではない場合はNTTへ連絡
ONUそのもの、または回線側の不良の場合はNTTでないと修理工事ができません。
一刻も早く下記に連絡しましょう。
NTT東日本 → 0120-000-113
NTT西日本 → 0120-248-842
実はこのONUの状態は、NTTに回線不通で問い合わせると最初に確認を求められることでもあります。
NTTへの電話はなかなか繋がらないことがあるので、まずは自己診断でできることからチェックしていきましょう。
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