オフィスで快適に仕事を行うために欠かせないのはオフィスチェア(椅子)です!
昨今のオフィスチェアは様々な機能が付いていますが、
今回はどのオフィスチェアにもほぼ共通して搭載されている、「座面昇降調節機能」について紹介します。
■座面昇降機能とは?
座面の高さを調節する機能で、オフィスチェアの最も基本的な機能です。
昨今の座面昇降機能では、主にガス圧式が用いられ、
座面裏のレバーを上に持ち上げることでスムーズに昇降が可能となっています。
■ベストな高さは?
一般的によく言われている高さの目安は、ふくらはぎと太腿が直角となり、足の裏が地に着くという座面の高さです。また、それを下記の計算式で割り出すことも出来ます。
自分の身長×0.25=座面の高さ
Ex.身長170cmの方の場合 170cm×0.25=42.5cm
しかし、こんな誰が決めたか分からない高さで本当の「快適」は見出すことは出来ないと私は考えます。
実際どの高さが快適なのかを実験し、皆様に本当の快適な高さをお伝えしようと思います!
■実験!
今回は昇降幅が39cm~48cmのチェアで下記4パターンの高さの実験をします。
39cm
42.5cm
45cm
48cm
今回実験に協力してもらうI君は身長170cmなので、上記の通り行けば②42.5cmがジャストフィットのはずです。
39cm
この椅子では1番低いところです。りんごでいうと約3個分の高さです。
低い位置に合わせる為に体勢も悪くなり、業務も行い辛い。
さらに体勢のせいで、普段まじめなI君が物凄く態度の悪い人に見えますね。
これではだめです。
42.5cm
計算式に当てはめた高さです。りんごでいうと約3.26個分。
いつも大人しいI君も座った瞬間「いつもの高さだ!!!」と声が出てしましました。
まさにいつも使っているベストな高さだそうです!
もうここで実験終了でも良さそうですが、一応続けます。
45cm
やや高めの高さです。りんごでいうと約3.46個分。
悪くはない。その程度の感想です。
若干顔が強張ったでしょうか。変化はその程度です。
ベストではないということでしょう。
48cm
この椅子では1番高いところです。りんごでいうと約3.7個分。
卓上までの距離・キーボードまでの距離が遠く感じます。
自然と首も下をむくので、間違いなく首に悪いことは分かります。
■結果
「自分の身長×0.25=座面の高さ」の計算式は的確!
ただし、個人差はありますので、皆さんも自分のベストな高さを試してみてください!
また、快適な姿勢をキープするのにも、はじめはちょっとコツや背筋の筋力も必要な為、少し慣れるまでは、正しい姿勢をサポートしてくれるグッズを取り入れてみるのもいいかもしれませんね。
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