同じオフィスから引っ越すことなく長期間勤務していると、書類がどんどん増えて手狭になってきます。整理整頓すらままならない場合があり「あの書類はどこだっけ?」と手当たり次第探す羽目になることすらあります。年々ペーパーレス化が進んでいますが、だからと言って紙の書類が全て不要になるわけではありません。書類だけでなく備品なども増えるため、保管の必要があるものは増える一方というケースが少なくないのです。
収納には困っている…。しかしオフィスを拡張したり、大きなオフィスに移転したりするような予算はない…。このような悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか?
この記事では、そういった収納に悩みを持つオフィスワーカーの皆様向けに、オフィス向けのスチールワイヤーシェルフをご紹介します。空きスペースを無駄なく活用するためにピッタリの商品が目白押しなので、オフィスに合わせてベストの物を選び、収納に関する悩みを解決してください。
■スチールワイヤーシェルフとは?
スチールワイヤーシェルフとは、金属のフレームで構成された収納棚のことです。「スチールラック」「メタルラック」「ワイヤーラック」等の名前で呼ばれており、メーカーによって名称が全く違います。骨組みだけで作られたような飾り気のない簡素なデザインが特徴で、様々なシーンに活用できます。金属製なので木製の棚のように腐食や劣化が少なく、拡張性も高いのが人気の秘密です。
■主なスチールワイヤーシェルフメーカー
140種類以上のサイズバリエーションと260種類にも上るカスタムパーツが存在し、オフィスの状況に合わせてカスタマイズすることが可能です。棚の高さは2.5cm感覚で調節できるので、様々な物にピッタリ合わせることができます。棚板1枚あたり250kg以上の耐荷重を持つので、重い物が入ったダンボールなども普通に置くことが出来ます。工具を使わずに組み立てられるのも嬉しいポイントです。
主な商品の価格帯:基本セット(6000~1万2000円程度)
主な商品の価格帯:業務用レギュラー(2万~3万円程度)
ホームユース用の製品がやや多いのですが、家庭向けのコンパクトさを活かしてオフィスのちょっとしたスペースに置くことができます。拡張性も高く、単に高さを調節するだけに留まらず、他の製品と連結して使ったり組み換えたりして使うことが可能です。既存の製品をカスタマイズする以外に、好きなラックをオーダーメイドすることが可能です。カラーやサイズを自由に選んで、オフィスにぴったりな物を注文してもいいでしょう。主な商品の価格帯:オープン価格(店舗ごとに異なる)
取り立てて特徴はありませんが、同業他社の製品よりも少し廉価で手に入れやすいのが魅力です。オフィスに大量に同じラックを用意したいときには、この商品を選ぶと経費を節約できるでしょう。サイズのバリエーションも一定数あるので、欲しいサイズがなくて困るということはないでしょう。棚板あたりの耐荷重は75kg前後です。ドウシシャのルミナスラックと酷似しており、1部のパーツを流用できることがあります。緊急時に使い回すことも不可能ではありませんが、初めから流用を目当てに購入するのは控えましょう。
主な商品の価格帯:メタルシェルフSR(5000~1万円程度)
「ちょっと棚が欲しい」「早く棚が欲しい」というときは、こちらのメーカーのホームページから注文すると良いでしょう。耐荷重の面では棚板1枚あたり35kg程度と、他のメーカーの商品よりやや少ないのが難点です。
主な商品の価格帯:システムシェルフ(5000~7000円程度)
主な商品の価格帯:スチールラックHDシリーズ(3500~4000円程度から)
■まとめ
スチールラックはスタンダードなものから拡張性が売りのものまで様々です。中にはオーダーメイドが可能なメーカーもあるので、オフィスにピッタリな物を選ぶことができます。ラックを置く予定のスペースの広さや、耐荷重性、予算などと相談して決定してください。1つ注意点があり、パーツを買い足してカスタマイズしたい場合は同じメーカーの部品を選ぶ必要があります。拡張性の高さを重視したい場合は、商品数が多いメーカーのラックを選ぶと良いでしょう。
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