今回は、LGS造作壁の一部撤去とそれに伴う補修工事の一連の流れをご紹介します。
まずは解体まで。
ランマオープンの2部屋を隔てる壁を撤去し、1部屋に拡張する工事となります。
解体する予定の壁に対して、T字で2台の引き戸付き壁を支えている状態です。
約4mの長さの引き戸付き壁を残すレイアウトをご希望でした。
T字の真上に来る天井部分には非常灯があります。
予算の都合で、B工事の非常灯移設工事や天井まで柱を立ち上げる補強工事は行わず、
残る引き戸付き直線壁を補強する方法を取る事になりました。
壁両面のPBボードを剥がし、軽鉄を解体していきます。
2台の引き戸の間の柱を残して解体完了です。
2台の引き戸がある面も含めて全てランマオープンで建ててあったため、
軽鉄が躯体壁に固定されていましたので
一級建築士 / 1級建築施工管理技士 / 宅地建物取引士 / 認定ファシリティーマネジャー
千葉大学工学部を中退後、2001年に24歳で株式会社アロワーズを創業。「働く環境こそが生産性向上の唯一の手段」という信念のもと、23年間にわたりオフィスの設計・デザイン・施工をワンストップで手掛ける内装工事業を行っている。