大きな部屋としても使いたいけど、少人数で複数の打ち合わせがしたい時、WEBミーティングをしたい時など、小さい部屋に分割したいというニーズが多くなっています。
そんな場合のひとつの解決策として、今回はスペースを有効活用出来る可動式パーティションをご紹介いたします。
下記、施工の流れとなります。
①可動式パーティションは天井から吊って重さを支えるタイプがほとんどですので、天井に下地補強を入れます。
②下地補強を入れたカ所に2本ある天井レールのうち1本をビスで固定します。
③天井レールと垂直に床レールも両面テープで設置します。
④天井レールの端からパネルをはめ込みます。
⑤エンドとなるレールを天井に設置します。
⑥最後にパネルの高さ調整をして施工完了。
デメリットとしては固定式パーティションと比べ遮音性が劣ることですが、限られたオフィス空間の中でフレキシブルに空間を活用できるメリットは計り知れません。
社員さんのニーズが高まってきましたら、可動式パーティションの選択肢もぜひ検討に入れてみてください。
一級建築士 / 1級建築施工管理技士 / 宅地建物取引士 / 認定ファシリティーマネジャー
千葉大学工学部を中退後、2001年に24歳で株式会社アロワーズを創業。「働く環境こそが生産性向上の唯一の手段」という信念のもと、23年間にわたりオフィスの設計・デザイン・施工をワンストップで手掛ける内装工事業を行っている。