ドアやパーティションは天井までつけられる?
通常のパーティションの規格は幅900mm × 高さ2100mmが最も多く、オフィスではその規格のパネルを使用するケースがほとんどです。
このサイズになっているにも理由があります。オフィスビルのエレベーターで搬入が可能であったり、身長2メートル10センチ以上の人が滅多にいないことであったり等。
しかし、「もっと空間を広く見せたい」「他社には無いデザインにしたい」という場合はこの「天井までのドアやパーティション」を選択する方が多くなっています。
こちらは今回弊社で施工させて頂きましたお客様事例ですが、床をフローリングにしたこともあり、清潔で開放的な会議室になったと思います。
来客される方にも好印象を与えること間違いなしですね。
天井までのパーティションをする上での注意点は?
ちなみに、天井高に合わせて加工するこちらのパーティション。当然ながらお部屋は密閉されてしまいます。そこでご注意して頂きたい点を簡単にご紹介します。
◆天井設備の位置関係
天井まで壁を立てるので、天井にある照明やエアコン、消防関係の機器などの位置と被る部分には設置することが出来ません。
また、部屋は個室とみなされますので消防法により煙感知器、スプリンクラー、誘導灯、点検口、非常用スピーカーなどの設置が必要な場合があります。
これらの機器の設置費用については基本的にはお客様のご負担となりますのでご注意ください。
◆工事ができる日の確認
現場の状況に合わせて柱やパネルをカットしながら施工をしていきます。
音の出る工事ですので平日の作業が可能かどうかを確認し、隣接する会社様などへ事前に挨拶をしておくとトラブルにもなりにくいです。
◆搬入が可能かを確認
天井の高さに合わせて作るので、当然高さが必要になります。大き過ぎてエレベーターに乗らないでキャンセル!とならないように、事前に搬入できるかを確認する必要があります。
もちろんこの確認は弊社で行いますし、エレベーター搬入できない場合も可能な場合は階段作業で上げたり、場合によっては高所作業車で搬入するという選択肢もございます。
施工を行うのはガラス専門の職人さん
ガラス工事は「専門のガラス職人」が施工を行います。通常のパネルとは違い、搬入・切削・コーキング(接着)に特殊な技術を要するからです。
従って、通常のパーティションよりも工賃は高めとなります。
現実にはこの点も考慮しつつ、天井までのパーティションにするかどうかの判断となります。もちろん極力お客様のご要望を叶える為に頑張りますので、ご希望の方はぜひご相談ください。
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