扉の前後にあまりスペースがない場合や、前後の空間を有効活用したい場合に考えられる、引戸について、アルミパーティションの施工事例をご紹介いたします。
今回の現場はエレベーター前に出入口を設けるレイアウトとなる事と、部屋自体がコンパクトな為、通常の片開ドアでは室内側スペースが狭くなるので引戸でドアを設けることにしました。
墨出しをして、
パーティションの部材を組んでいきます。
ちょっと見ずらいかもしれませんが、引戸の上の部分(通称マシンボックス)は長い部材の為、現場寸法に合わせて切断加工します。
マシンボックスに引戸クローザーや空圧装置、ロック機構を取り付けます。
いよいよ引戸を取り付けて、自閉スピードの調整をして、
完成です。
一級建築士 / 1級建築施工管理技士 / 宅地建物取引士 / 認定ファシリティーマネジャー
千葉大学工学部を中退後、2001年に24歳で株式会社アロワーズを創業。「働く環境こそが生産性向上の唯一の手段」という信念のもと、23年間にわたりオフィスの設計・デザイン・施工をワンストップで手掛ける内装工事業を行っている。