入居したオフィスのレイアウト変更などで
「この壁さえ無ければなぁ」
「間仕切りラインを変更したい」
といったケースはありますでしょうか?
ビルの構造上主要な躯体壁はもちろん解体することはできませんが、
内装で作った間仕切り壁であれば、解体することは可能です。
今回の記事では壁を解体する時の流れをご説明出来ればと思います。
まずは養生。壁の解体時には必ず粉塵がでます。養生をしないで解体作業を行うと家具や床が汚れますので、入念に行います。
養生作業が終わり作業開始です。
まずは巾木(はばき)を剥します。この現場では接着が強く、巾木を剥がすのに一苦労しました。
次はドアとドア枠を外します。ドア枠は固定度が高く簡単には外れないため、専用工具でカットしていきます。
ドア枠・ドアが外れたらいよいよ解体。地道な手作業ですが、ひたすらバールで叩きボードを剥いていきます。
ボードを全て剝し終えたら最後は天井と床のレールを外して終了です。
外れたレールは搬出しやすようカットします。
いかがでしたでしょうか?
入居時に間仕切りをしたオフィスのレイアウト変更等で、壁を解体する必要が出てくることもあるかと思います。
アロワーズであれば
「この壁は壊してよい壁?それとも建物に必要な壁?」
という判断もできますので是非ご相談ください。
一級建築士 / 1級建築施工管理技士 / 宅地建物取引士 / 認定ファシリティーマネジャー
千葉大学工学部を中退後、2001年に24歳で株式会社アロワーズを創業。「働く環境こそが生産性向上の唯一の手段」という信念のもと、23年間にわたりオフィスの設計・デザイン・施工をワンストップで手掛ける内装工事業を行っている。