今回は、スチールパーティションのブラックフレームで大きなガラスを使用した施工例をご紹介します。
会議室の出入り口面をガラスパーティションにするため、先に造作壁で間仕切りを作ってあります。
床は塩ビタイルで事前に貼り分けています。
墨出しに合わせて天レールを付けていきます。
一部角度が付いた部分は、造作壁を建てている段階からパーテーションメーカーの下見を何度も入れて慎重に製作しています。
ガラス枠、片開ガラスドアの枠を入れます。
ガラス引き戸の枠を取り付けます。
一部の幅1000mmを超える大型のガラスは階段にて搬入しました。
事前に搬入ルート確認していますが一番神経を使う場面です。
ガラス屋さんの搬入テクニックが光ります。
ガラス引き戸のクローザー部分は現場にて微調整の上取り付けます。
片開ドア部分を設置
ガラス枠にブラックフレームと同じ色のシール材でコーキング。
ガラスクリーニング、全体清掃で完了。
完成です。今回のガラススチールパーティションの工期は2日間でした。
『執務側~会議室間の解放感と静寂性を兼ねた会議室にしたい。』とのご要望を、
造作壁と合わせたガラスパーティションにて実現しました。
垂れ壁を作って高さを少し下げたのは、元の躯体側の梁下りと合わせることで統一感のある内装にする狙いと、搬入ルートの都合でこれ以上高さの大きなガラスにできない問題を同時にクリアするためでした。
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一級建築士 / 1級建築施工管理技士 / 宅地建物取引士 / 認定ファシリティーマネジャー
千葉大学工学部を中退後、2001年に24歳で株式会社アロワーズを創業。「働く環境こそが生産性向上の唯一の手段」という信念のもと、23年間にわたりオフィスの設計・デザイン・施工をワンストップで手掛ける内装工事業を行っている。