最近では「普段は1対1の面談スペースが3部屋、人数が集まっての会議があるときは間仕切りや机を動かして6人や4人での会議スペースにしたい」といった流動的なオフィス空間のご要望を多く聞きます。
流動的なレイアウトにする場合、オフィスで多く用いられる間仕切り材はスライディングウォールが多いです。しかし、スライディングウォール(可動間仕切り)はコストもお高め。
お客様からは「防音は無くてOKなので、何かコストダウンのアイデアはありませんか?」というリクエストを頂きました。
そんな時、私が代替案としてご提案したのがロールスクリーンを間仕切り代わりに設置する方法。ロールスクリーンは実はデザインのレパートリーがかなり多く、様々な内装コンセプトにあった物をご選定頂くことが可能なのです。
今回内装デザインのテーマが「和」であった為、和紙のようなデザインのロールスクリーンを選定させて頂きました。
施工方法としてはロールスクリーンの取付のみですので、簡単で納期も早いです。
また他の間仕切り工事に比べてもかなりローコストで施工が可能となっております。
下記事例写真となります。
オフィス内装は工夫次第で何でも出来ます。限られた予算であっても、まずはご要望をお聞かせください。
一級建築士 / 1級建築施工管理技士 / 宅地建物取引士 / 認定ファシリティーマネジャー
千葉大学工学部を中退後、2001年に24歳で株式会社アロワーズを創業。「働く環境こそが生産性向上の唯一の手段」という信念のもと、23年間にわたりオフィスの設計・デザイン・施工をワンストップで手掛ける内装工事業を行っている。