普段は4名程度の会議室が2つ欲しい。でも全体会議や人数の多い時のことを考えて8名会議室も欲しい。でもスペース的に足りない、、、。多くの企業がぶつかるレイアウトを作成する上での「あるある問題」です。
そんな時の解決策が、間仕切を動かすという発想。
大人数で会議をするときだけ4名会議2つを合体できるように、スライディングウォールを提案させて頂きました。下記施工の流れとなります。
①天井解体+下地補強
スライディングウォールは重量のあるパネルを天井に吊る施工方法になりますので
天井への下地補強は必須となります。
②天井レール取付+天井復旧
パネルを可動させるためのレールを取付、①で解体した天井を復旧します。
③レールにパネルを吊り下げたら完了になります。
以上になります。
昨今はWEBミーティングの機会も多くなり、効率重視の企業さんではオフィスで行う大人数の会議も減っている傾向にあります。
普段は小部屋で十分、でもいざという時に大人数が入れる部屋が欲しい、そんな時に自由度の高いレイアウトが可能になるスライディングウォールはこれらのオフィスに特にお勧めの間仕切りです。
一級建築士 / 1級建築施工管理技士 / 宅地建物取引士 / 認定ファシリティーマネジャー
千葉大学工学部を中退後、2001年に24歳で株式会社アロワーズを創業。「働く環境こそが生産性向上の唯一の手段」という信念のもと、23年間にわたりオフィスの設計・デザイン・施工をワンストップで手掛ける内装工事業を行っている。