重要な会議や財務上の会話など、オフィスではどうしても他の人に聞かれたくない話ってたくさんありますよね。
それでは、どんな間仕切を設置すべきなのか、防音レベルを10点満点で採点してみましょう。
ローパーティション【0点】
安価で移動がしやすいメリットがありますが、上部が開いているため音は筒抜けです。
アルミパーティション【1点】
壁が立つため一見、防音が可能のように思えますが
│鋼板│ハニカム構造(蜂の巣のような構造)│鋼板│【※横から見た構造】
となっているため、防音性という観点ではやや心もとない部分も。
その代わり納期も短く安価なため、単純にしっかりと部屋を仕切りたいというご要望なら問題なく満たすことができます。
スチールパーティション(グラスウール入り)【3点】
パーティションの中では防音性が高いです。
│鋼板│石膏ボード│グラスウール(防音材)│石膏ボード│鋼板│【※横から見た構造】
となっているため、グラスウール(防音材)がある程度の音を吸収してくれます。
LGS間仕切(グラスウール入り)【5点】
こちらも防音性は比較的高い施工方法です。
スチールパーティション同様、グラスウールを入れることも可能です。
※LGS間仕切とは軽量形鋼による間仕切です。室内を間仕切る方法としては大変メジャーです。
また、防音性をもっともっと高めたい!という方に。
LGS間仕切(グラスウール+防音ボード)【6点】
グラスウールとしきりに言っていますが、実はLGS間仕切を設置する際に使用する石膏ボードという部材にも防音材があります。
石膏ボードの日本国内最大手、吉野石膏が販売している石膏ボードの中には防音性を持つボードも存在しています(タイガードリーミィ等)。これらを組み合わせることで防音性をさらに高めることができます。
えっ?10点満点の防音は無いの?
防音ボードを使っても6点?と思われる方もいらっしゃると思いますが、現実には完全防音にするにはより専門的な施工が必要になります。
企業内にシアタールームを作ったり、楽器を利用するケースなどでは専門業者の調査と施工が必要になりますので、防音を気にされる場合はぜひお問い合わせください。
オフィス移転と内装工事に関するあらゆるノウハウを配信しています。
どうぞお気軽にお問合せください。