「エントランスのこの壁面にサインを付けたいが、大部分を窓が占有しているため何かいい方法はないのか?」というご依頼をお客様から受けました。現状のオフィスはこんな受付イメージでした。
既存の窓に直接サインを取り付けるか?新たに造作壁を作るのか?
……いずれもエントランスの広さや原状回復を考慮すると得策とは言えません。
そこで今回は間仕切りとして使用するアルミパーティションを、サインボードとして使用する方法をご提案しました。
アルミパーティションの利点を説明しつつ、実際の施工風景をご紹介いたします!!
◆1時間目~アルミパーティション枠の施工
まずはおなじみアルミ枠を施工します。窓面の梁に合わせて隙間を作ることで、窓の開閉やブラインドの操作が可能となります。
また圧迫感を与えないよう、横幅は1200mmとしております。
◆2時間目~下部パネル、上部透明ガラスの取り付け
アルミ枠ができたらそこにパネルをはめ込みます。
今回は背面に窓があることと、コーポレートカラーのブルーを取り入れたいというご希望を考慮して、「上部ガラス+下部パネル」という組み合わせに決定しました。
割り付け幅や、パネルorガラス、色などが豊富な種類から選べるのがアルミパーティションの利点といえます。
◆3時間目~フォグラスシート&カッティングシートの貼り付け
ここからはサイン職人にバトンタッチして仕上げの施工に取り掛かります。
まずは透明だったガラスにフォグラスシートを貼ることで、背面の窓を目隠ししつつ、自然光を取り入れることができます。
そして下部パネルにブルーのカッティングシートを張り付けます。
既製品パネルでご用意ができない色でも、シートを貼ることでお好みの色や柄を再現することができます。
◆4時間目~社名サイン、電話カウンターを付けて完成
最後に主役のサインを貼り付けます。
印象的なロゴマークが引き立つように、電話カウンターはシンプルな作りにしております。
パネルに穴を空けて配線を隠せることもポイントです。
スピード施工もお任せください!
いかがでしょうか!?
限られた条件の中でもアルミパーティションをポイントで使うことにより、効果的なエントランスに仕上げることができました。
そして今回の工事の作業時間は全て合わせてなんと4時間ほど!施工がスピーディーに行えることも大きな利点といえます。
「部屋を間仕切る」という役割だけではない、アルミパーティションの活用法を是非ご参考にして頂きたいと思います!
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