会議なんて時間の無駄だ!
という風潮も以前はありました。
事件は会議室で起こってるんじゃない!現場で起こってるんだ!
というセリフも流行りました。
しかし、過去の課題を解決し、情報共有をし、未来の実行を効率的に行うための会議は、どの企業でもやはり必要なことです。
そのため最近では、セミナー、講演会などにも活用するなど「いかに有効な場にするか」が会議室の設計や家具選定において重要になっています。
一人あたりの必要スペースは?
家具の配置にもよりますが大体1人/2~3㎡必要とされます。
6名であれば18㎡が最適な広さとなります。
座席幅の目安は?
・短時間での1人あたりの幅は600~700mm(大人数又は狭い会議室)
・資料やPCなどを使用する1人あたりの幅は700~800mm(一般的な会議室)
・来客や役員会議室として使用する1人あたりの幅は800~1000mm(役員会議室)
テーブルの奥行きの目安は?
・短時間での会議、研修での1人あたりの奥行きは450~600mm
・資料やPCなど使用する1人あたりの奥行きは600~800mm
・来客や役員会議室として使用する1人あたりの奥行きは700~800mm
※壁とテーブル間の寸法は800~1000mmが一般的です。
会議室レイアウトの種類は?
会議室には人数や用途によってさまざまなレイアウト(座席)がございます。
対面形式
3対3や6対6のように向かい合うレイアウトです。人数にもよりますが1台のテーブルで向かい合う為、家具の数も少なくレイアウトもしやすいです。全員が対等な立場で座れるので打合せなどには適しております。
コの字形式
机をコの字に組み合わせるレイアウトです。プレゼン発表や社内報告する場合に適してます。またコの字の空いてるスペースにプロジェクターやホワイトボードを置いて説明しながら会議を進めたり出来ます。
ロの字形式
長方形のスタックテーブルや折りたたみテーブルなどで口の字に配置するレイアウトになります。参加者の顔が見渡せ適度な距離感が生まれます。人数か多い場合や重役会議などに適してます。
スクール形式
演台を先頭にすべての机椅子が演台を向いているレイアウト。演説者、指導者が全体を見渡せながら話が出来き参加者の人数も多く配置できたり、メモなどをとる場合に使われます。
まとめ
移転のご相談を受ける時、会議室はお客様が特に気にかけているポイントです。
どのような会議をするのか?
来客の方は入ることがあるのか?
稼働率はどの程度なのか?
スペースや配置を考える際にはこのような点も考慮して、「決して無駄な空間」にはせず「お金を生む会議室」にしていきたいものですね。
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