オフィスを大きくエリア分けすると、社員が働く為の“執務スペース”と、お客様を通すための“来客スペース”、この2つに分かれます。
この2つのスペースを隣接させる場合、来客スペースの導線はとても重要!!
オフィスは見せずに会議室へ案内するか
オフィスを通って会議室へ案内するか
それぞれのメリット・デメリットをご紹介致します。
オフィス見せない派
企業の6割以上がこの“オフィス見せない派”です。
デスクの上に溜まった書類・デスクでラーメンをすする社員・上司が部下を激怒している様子など・・・・オフィスには、来客に“見せたくない”ものがたくさん転がっています。
また、デスクの上に社外秘の重要文書があったり、PCの画面に機密情報が映っている場合は、もちろんセキュリティの面でも外部の人に見せる訳にはいけません。
いつもは違うのよ!今日だけ、今日だけちょっと汚いの、いつもはキレイなの!
なんて、部屋に呼んだ恋人にするような言い訳をお客様に出来るわけもないので、
これはもう隠してしまうのが得策!!!
しかし一方で、“見せる”ことにより得られる意識の向上はまったく期待できません。
机の上に猫屋敷並みにペットボトル置いたままでもいっか。見られないし。
会社暑いからだらしない格好でもいっか。見られないし。
机の上汚いけどいっか。見られないし・・・。
そうなってしまう可能性もありますね。
オフィス見せる派
意識的にオフィスを見せている企業は1~2割程度と、かなり少ないです!(当社調べ)
社員が頑張っている姿をお客様に見て欲しい社長様
お客様と社員が気軽にコミュニケーションを取れる環境を作りたい
などなど、オフィスを見せる理由は様々。
弊社のお客様にも、この“オフィス見せる派”の企業がいます。
その某企業は、来客があると社員全員が立ち上がり「いらっしゃいませ!」と元気良く出迎えて下さるオフィスでした!圧巻です!私は感動致しました!
オフィス全体も常に整頓されており、気持ちの良いオフィスです。
だがしかし、
例えばお客様に利益の話が聞かれてしまったり、
例えば営業成績が貼り出された壁を見られてしまったり、
そういうデメリットがあるのも事実。
社員が大声で笑い合いながら働くことも、場合によっては出来ないかも知れません。
あれ、それってかなり窮屈かも?
あなたはどっち派?
それぞれ、メリットもデメリットもある導線問題。
どちらも美味しいところだけ味わえるよう、くもりガラスを採用する企業さんも最近では増加の傾向にあります。
オフィスの広さや、人員にもよりますが、
会社の特性に合わせて導線を組んでみてはいかがでしょうか。
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