ひかり電話の請求書を見てみると、「ひかり電話対応機器使用料」という項目があったりなかったりします。金額も一定ではありません。
これはオフィスタイプ及びオフィスエース紹介のページで書いている、「ひかり電話オフィスタイプ対応アダプタ」の料金にあてはまります。
この対応アダプタがどんな時に必要でどんな時に必要ではないのか、ひかり電話の配線図からご説明していこうと思います。
ひかり電話の配線
ひかり電話が世に出る前は、電話回線は通常、「メタル」と言われる通常の電話回線を利用していました。
当然のことながら、ビジネスフォンにもメタル回線を収容する機能がついています。
しかし、光回線はこれまでの電話線とは異なる線を利用しているため、ビジネスフォンに収容するために回線をメタル線へ変換する必要があります。
その変換機が、今回の「アダプタ」となります。
現在は「OG」と呼ばれる機械が使われているので、以下は「OG」と呼びます。
通常はNTTからレンタルする形となり、回線数によりアダプタの種類と数が変わります。
OGの種類と料金
OGは、4chまで対応のもの、8chまで対応のもの、23chまで対応のものの3つに大別されます。
契約のch数に応じて、必要なものを必要な数だけNTTからレンタルする必要があります。
また、メタル回線には「アナログ」と「ISDN」という2種類の通信の方式があり、変換する回線によってOGの種類が変わります。
メタル回線からひかり電話へ切り替える際には、今まで収容していた通信方式に合わせたOGを使う必要があるので、注意が必要です。
OGレンタル不要なひかり電話「直収」
同じch数でひかり電話オフィスタイプを使っていても、「ひかり電話対応機器使用料」がかからない場合があります。
これは、ビジネスフォン側でこれまでの「メタル線」ではなく、ひかり回線をそのまま収容しているケースで、ひかり電話「直収」と呼ばれています。
この場合、ビジネスフォンにはLANケーブルが収容されます。
当然ひかり電話対応機器使用料がかからない分お得になりますが、ビジネスフォン側に対応した収容の装置が必要で、型の古いビジネスフォンでは対応していない場合もあります。
ビジネスフォンを買い替える際には、必ずNTTからの請求書を確認してみてください。
「ひかり電話対応機器使用料」の記載がある場合は、直収できるビジネスフォンにした方が長い目で見てお得になる場合が多いです。
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