携帯や会社の固定電話へ着信があった際、電話番号の後に*○○○と表示されたことありませんか。
この数字は「サブアドレス」と言われるもので、正体はかけて来たかたの内線番号なんです。
時々名刺にも電話番号と内線番号を書いている方がいらっしゃいますね。
「サブアドレス」の存在意義
では何故内線番号を相手に知らせる必要があるのでしょうか?
正解は、
サブアドレスを使えば、かけて来た方の電話機にダイレクトに電話を折り返すことが出来るから
です。
大きい企業などにかけると受付のかたがまず電話を受け担当者へ取り次いでくれますが、直接担当者の内線番号へ電話をかける事が出来ます。
ダイヤルインとはどう違うの?
相手の電話端末に直接かけることが出来るという意味では、電話会社が提供している「ダイヤルイン」でも可能です。
外資にお勤めの方の名刺には代表番号とは別にダイヤルイン番号を載せ、
「ここに直接かけると私につながりますよ!」
とアピールしているいることも珍しくありません。
しかし、ダイヤルインは個人や部署の電話番号が持てることと引き換えに「電話番号毎に800円/月」という費用がかかります。
サブアドレスは「電話番号」をもらえる訳ではなく、かつ対応しているビジネスフォンでしか使えませんが月額費用はかかりません。
これが「サブアドレス」と「ダイヤルイン」の違いです。
携帯番号を名刺に載せないという選択肢
携帯の普及以来、携帯番号を名刺に載せることが多くこのサブアドレスやダイヤルインを使う機会は減ったように思います。
しかし、携帯によって土日や夜間にも連絡がつくようになり、プライベートの弊害になることも問題となっています。
そこであえて名刺には携帯番号は記載せず、この「サブアドレス」や「ダイヤルイン」を活用しては如何でしょうか?
電話を受ける企業側も受付の業務も減らすことが出来て、取引先側にもメリットがありますので是非ご検討ください。
※サブアドレスの発信通知もダイヤルインも運用する場合にはビジネスフォンの設定やかける電話回線の種別によって出来ない場合もあります。詳しくはビジネスフォンの保守業者様へ御相談ください。
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