電話は会社の生命線。仕事で使っている電話が発信も着信も出来なくなった場合、どんな対応を取ればよいと思いますか?
どこに連絡をするのか、それが一番大事
恐らく大きく分けて2パターンの方法があると思います。
A.ビジネスフォンの保守業者へ連絡して対応を依頼
B.電話キャリアへ連絡をして対応を依頼
当然自分たちで復旧が難しい場合はプロに任せることが一番早いと思います。
しかしながら、この任せる先を間違えてしまうと復旧までにとても時間がかかり業務に多大な影響が出てしまうことがあります。
電話がつながる仕組を理解していれば大丈夫
日本の電話は、下記の①~⑤の回線をたどって音声をやり取りしています。
①.NTT局社
②.外の電信柱から入居しているビルの大元(MDF)
③.各フロアーの集合盤(IDF)
④.テナント内
⑤.ビジネスフォン交換機から電話機
①~⑤までを通り受話器から音声が聞こえてきます。
ビジネスフォンの保守業者を呼んでも直せないことも
電話が止まってしまった時、初めに挙げたA【ビジネスフォンの保守業者へ連絡して対応を依頼】では⑤の室内の環境しか修繕ずることが出来ず、原因が①~④の場合は何もできないどころか訪問費用などが発生してしまいます。
また、B【電話キャリアへ連絡をして対応を依頼】では①から④までの環境を確認・修理してもらうことが出来ますが、もし⑤が原因だった時は意味がありません。
切り分けが出来ない時は、両方に連絡を
ある程度問題の切り分けが出来ると障害箇所の発見は早く出来ますが全く分からない場合は同時に全て手配することをお勧め致します。
ただ、保守業者様と契約している範囲や使用している電話キャリアによって内容が異なる場合がありますのでこちらは普段から確認しておきましょう。
意外な落とし穴「料金未納」の可能性も
また、電話が止まった場合、上記のような故障の原因の他に「料金未納で止められてしまう」可能性もあることを頭に入れておかなければなりません。
特に移転したばかり、電話回線のキャリアを変えたばかり、そんな場合はこれまで自動引き落としになっていた電話が、コンビニ振込み等で支払う方式に変わっているケースはよくあります。
それに気が付かずに未納になり、電話会社側が強制的に電話を止めてしまうこともありますので、電話が止まった時は冷静に請求書の支払確認もしておくことをお勧めします。
まとめ
電話やネットは業者に任せきりになってしまうことが多いのですが、最低限の通信環境は把握しておきましょう!
また、併せて「インターネットが止まってしまった?」といった場合、確認する方法があります。こちらの記事でチェックしてみてください。
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